ぼくらの名前はトントゥ。
サンタクロースが住むフィンランドの森や動物たちの小屋に棲んでいるんだ。仲間のなかには人間が大好きで、そのひとの家に棲みついてしまうトントゥもいるんだよ!そんなトントゥは家の人々がいつも楽しく過ごせるように火事や病気からも守ってあげるんだ!そう、だから幸福を招くトントゥと言われているんだ。
トントゥはみんなとっても働き者、クリスマスが近づくとサンタさんのお手伝いも。
プレゼントを配るのも大切なお仕事なんだよ!
もっともっと僕らのことを知りたい?
みんなの質問に答えるから読んでね!
Q.1きみたち妖精トントゥはフィンランドにしか棲んでいないの?
ぼくらの仲間は英語でGNOME(ノーム)って言われているんだけど、ヨーロッパの寒いところならいろんな場所に棲んでいるんだ。そう、西はアイルランドから東はシベリア!まで。でもアルプスよりも南の暖かな地方には棲めないんだ。ぼくらはサンタクロースと同じフィンランドに棲んでいるのでフィンランド語でトントゥ(TONTTU)って呼ばれているけど、スウェーデンではトムテ(TOMTE)ノルウェーではニッセ(NISSE)って呼ばれているんだよ。
Q.2本当のトントゥの大きさは?どのくらい?
ぼくらの身長は15cmくらい、体重はだいたい300g。女の子はもうちょっと小さくて250gくらいかな。からだは小さいけれど、とっても長生きなんだ。
イタチやスズメバチに襲われなければ、400歳!くらいまで長生き出来るんだ、すごいでしょ。みんないつも元気で仲良く暮らしているんだ。人間もぼくたちみたいに、いつまでも仲良く楽しく暮らせたら良いのに、ね!
Q.3 400歳まで生きていて、どうやって自分の歳を覚えているの?
ぼくらが棲んでいるフィンランドではトントゥの赤ちゃんが産まれると、どこの両親もドングリの木を植えてくれるんだ。毎年白夜祭がくると、その木に印をつけるわけ、だから歳を忘れそうになったらこの木の印を数えればわかるんだ。でも歳をずいぶんとってから忘れちゃうと、印もいっぱいだから数えるのも大変、途中で話しかけられたりすると、数を忘れちゃって何度も数え直しになっちゃうんだ。
Q.4きみたち妖精トントゥは毎日何を食べているの?森には美味しいキノコや草のタネがいっぱいあるんだよ!草のタネ入りビスケットなんか最高!
小鳥の卵のオムレツや木の実もぼくらが大好きなもの。どんぐりのカップにミントティーやローズヒップのハーブティーを淹れて飲んでいるんだ。だからいつも元気いっぱいさ。みんなにも採りたての新鮮なキノコやビスケットやハーブティーをご馳走したいなあ…。
Q.5トントゥの人形はいつ日本に来たの?ぼくら妖精トントゥのことは絵本などで昔から日本にも紹介されていたんだけど、タイナさんのトントゥが初めて日本にやってきたのは1994年の9月。
タイナさんは大昔から伝わるぼくらをとっても小さく可愛い形にしてくれたんだ。今ではフィンランドはもちろん世界中でこのトントゥたちは可愛がられているよ。
みんなも家に帰ったらいっぱい可愛がってね。ぼくら妖精トントゥと同じように、みんなの幸福を見守ってくれるよ!